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海外生活情報/イギリス ロンドン大学、名門大学勢揃いのロンドンに留学【経験者アンケート】

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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この記事はこれから留学、就労、帯同、などで
イギリス、ロンドンに行かれる方、
また、行き先は未定だけど情報収集中の方に向けて
ロンドン在住経験者お二人にご回答頂いたアンケートを元に作成しております。
気になる、住宅事情、生活に関して伺いました。

ロンドン大学初め、名門大学勢揃いのロンドンってどんな所?

世界有数の観光地としても有名ですので、基本的な情報はここでは触れず、
留学先としてのロンドンという切り口で書くと
東京の7割ぐらいの大きさの都市の中に世界屈指の名門大学が勢揃いした都市で
世界中から様々なバックグラウンドを持った方が集まっています。
ロンドン大学 (UCL)
キングスカレッジロンドン
インペリアルカレッジロンドン
ロンドンスクールオブエコノミクス
を初め、語学学校も多いので学生の数が多いのですが、その割合に住宅や寮の供給が足りておらず
予算にあった寮や物件を探すのに非常に苦労する場所でもあります。

学費、物価共に高く、学生には余裕のある生活は厳しいかもしれませんが、
文化と歴史、芸術から知的財産を豊かにしていける環境は世界一かもしれません。

イギリス、ロンドン、ならではの生活風習

Aさん:
ロンドンは本当にいろいろな人種・バックグラウンドの人が住んでおり、
その恩恵を受けて色々な国の食事を楽しむことができます。
イギリスの食事=まずい、という概念はロンドンにいる限り覆されます。
イギリスならではの文化はやはり「パブ」。仕事の後の1杯でパブに行くのは定番です。
日本ではお酒を飲みながら食事という意味合いが多いですが、
ロンドンはおつまみもなく本当に1杯だけです。

Bさん:
ロンドンだけではないかもしれませんが、学生でも社会人でも
フラットメイトが男女混合である事が普通の感覚なのに
初めはビックリしました。
男子寮、女子寮という区別がなく、トイレやバスも男女共同の所も少なくないです。

 

ロンドン、イギリスの国民性で感じた事は?

Aさん:
イギリス人は保守的でシャイな人が多いように思いました。
階級社会ではないと言いつつ心の底では階級をとても意識している人たちです。
イギリスで生活する上で「ユーモアのセンス」はとても大切です。
Sarcastic(皮肉)なユーモアを受け止められるかどうかが、イギリスで生活してけるかどうかだとも思います。

Bさん:
正直、イギリス人のお友達は出来ませんでした。(移民でないイギリス人という意味)
理由は私の英語力では知人はいても友人レベルにはなれない、そんな風に感じました。
この考えがいけないのかもしれませんが、
語学学校だったのでイギリス人と交流するチャンスもほぼなかったです。
なので国民性はあまり分かりませんでしたが、
決してイギリス人は優しくないという意味ではなくて、アメリカ的なフレンドリーさは感じませんでした。
あと、
皇室に対する尊敬の心、日本より皇室に対して親近感を持っている人が多い印象を受けました。

ロンドンの住宅事情は? 1ヶ月の家賃は?

Aさん:
家賃がとても高く、学生に限らず社会人でも一人暮らしをしていない人は多いです。
フラットシェア(キッチン・トイレ・バスルームをシェアする形態)をしている人が多数です。
フラットを購入し自分も住みながら空いている1室を誰かに貸してフラットシェアをするパターンもよくあります。
光熱費も非常に高いのでお風呂はシャワーのみ、暖房も夜22時以降はオフ、というような条件を出してくる大家もいるぐらいです。

フラットシェア(キッチン・バス共用)£800/月~ (10年前は£400くらいで探せました)


Bさん:
狭い、古い、高い、三拍子揃っています(笑)
留学生は車を運転する事はまずないと思いますが、日本人が想像する駐車場はなく
高級車も路肩が駐車場で縦列駐車で停めていました。
あと、クーラーはありません。

フラットシェア 1bed(6畳ぐらい)(キッチン・バス共用) £1000/月〜

ロンドン生活のメリット、便利に感じた事

Aさん:
ATMでのお金の引き出しが土日祝日、平日の営業時間外でも手数料なしでできるのはとても便利でした。
ヨーロッパの国でよくありますが、美術館・博物館は入場無料のところが殆どです。
大都市なので文化の最先端に触れることができるのは、日本の地方都市出身者としては便利でした。

Bさん:
とにかく交通の便がすごく良いので、どこにでも短時間で気軽にいける。
交通費、買い物、全てがコンタクトレスというシステムでデビットカードで済ませられるのが便利でした。
美術館、博物館が言葉にならないぐらい圧巻で、しかも無料である事にとても感動しました。
何度でも通って本物を見れる事は心も知識も豊かになる感覚を感じました。

ロンドン生活のデメリット、不便に感じた事

Aさん:
日本と比べると色々なお店の営業時間が短いこと。(日曜日は12:00~17:00、18:00くらいまでが大半)
クリスマスやイースターはどこも一斉に閉まるので、気を付けて事前に買い物をしておく必要があります。

Bさん:
外食が高い。
スーパーで美味しそうなお洒落なサラダ等も売られていますが直ぐに飽きてしまい
それまで恥ずかしながら自炊をした事がなかったので最初は不便に感じました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
お二人の回答に共通するように、住宅事情は良くありませんが、
勉強以外に文化面で豊かさを手に入れられる土地柄は、
歴史、文化、芸術に興味がある方には非常に魅力的な留学先ではありますね。

ロンドンから少し離れた地方都市だともう少し住宅事情も違ってくるかもしれません。
こちらの記事も合わせてお読み頂くと参考になるかと思います。

イギリスの大学寮生活とシェアハウス、家賃や物件契約の注意点 (写真動画)

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QS世界大学ランキング ロンドン大学 8位 キングスカレッジロンドン 37位 インペリアルカレッジロンドン 6位 ロンドンスクールオブエコノミクス 56位
アンケート回答情報 Aさん: 在住期間: 2006年9月~2013年4月 滞在目的: 留学、就労 Bさん: 在住期間:2019年4月〜2020年3月 滞在目的:留学


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