留学生に読んで欲しい コロナによるアジア人差別への対処法

あみこ
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あみこ
17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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イギリスに住む娘が実際に受けたアジア人に対する人種差別について私が思うことを書きます。

結論から言うと、
今この状況で差別的な言葉や言動に激しく反応するべきではない
感じています。極力そのような機会を減らす方が良いでしょう。
悔しいんですけどね。。。。

まずは娘の事をちょっとお話しすると

娘はロンドンからほど遠くない地方都市に在住しています。
私も2度ほど遊びきに行きましたが、私の印象ではアジア人は少数居ても
日本人の方はあまり見かけない印象でした。

娘は昔から日本人の友達より外国人の友達の方が多い人でしたので
(日本人コミニティーが嫌いという事ではありません、
日本人のお友達もいますが外国人の方が多いという意味です)
ですので
大学生活でもイギリス人の友達とシェアハウスに住み、留学生の友達も他のヨーロッパ諸国から来た
学生と行動する事が多かったのです。
そして日々、充実した学生生活を送っていました。

ところが、

現在のコロナ騒ぎでヨーロッパ諸国の留学生は自国に戻り、
彼女の都市もロックダウンになるという事で
イギリス人の友達も地元の家族の元に戻りました。
ありがたい事に
数名のお友達が地元に一緒に来ないか?とか部屋を借りる時に保証人になってくれた
お友達の親御さんもご親切にお気遣いのお声をかけて下さいました。

そして彼女は
日本に一時帰国をする選択もありましたが、色々な理由からシェアハウスに残る事に決めたのです。

私は内心「大丈夫?」と不安な気持ちで一杯だったのですが
覚悟を決めて彼女の選択を応援する事にしました。

それにしても

外国で非常事態に一人っきり、周囲に友達も知人もいません。もし、感染の症状が出ても
NHSの指示通り7日間は一人で自宅待機で様子見です。
最悪入院するような事があれば、アジア人の彼女は治療を受ける事ができるのか?
想像しただけで親としては正直震えが止まりませんでした。
が、
もう絶対大丈夫! と 強く強く言い聞かせる以外なくてね〜

そんなこんな日々でした。

そして差別を受けるようになってきた・・・

ロックダウンも1週間が過ぎた頃、
増えゆく感染者数、死者数に現地の人達もストレスや不安が溜まり始めたのでしょう。。。

そんな時に一人でいるアジア人女子を見かけ
行き場のない思いから彼女に対する差別的な言動が始まったのです。
勿論知らない人達からですが。。。

なかなか聞くに耐え難い言葉の数々や言動。。。

例えば

道路の反対側から「コウモリを食べる奴は近づかないで」と大声で叫ばれたり
スーパーでは彼女の前で大袈裟に鼻を押さえたり
レジに並ぶのに彼女の後ろの順番を別の人に譲ったり

その度に
強く言い返すバージョン
普通に言い返すバージョン
相手も不安なんだと思い直して
丁寧に接したり、無視したり。。。。


概ね強く言い返すと相手がびっくりして黙るという事が分かったようですが、
ある時SNSで知り合ったイギリス在住の日本人女性から「石を投げられた」
というコメントが入り。。。。
その後、私との会話で「変装して出かけるのもありかも?」という話になりました。

恐らく、
今もし不測の出来事で怪我をしたら
病院で診てもらう事は出来ない、イギリスでは自分は外国人、
しかもアジア人としての今の自分の立場。

なんとしてでも今は無事でいる事が自分の責任だと考えたのだと思います。


まぁ、結局面倒なので変装はしなかったようですが、
最悪の事態に至った時はそれも選択肢の1つではあったのです。



相手を黙らすだけの語学力も、または相手の気持ちを考える余裕もあるぐらいです。
だけど敢えての変装。。。逃げでもなんでもありません。

ある意味賢い選択肢の1つだと思います。


ロンドンでシンガポール人の男子留学生が路上で顔が膨れ上がるほど殴打された事件があったと
聞きましたが、欧米諸国で今現在、差別を受けてる日本人の方がいらしたら、
特に女性の方はどうぞご自身を大事にしてください。

悔しくて言い返したい気持ちも、その語学力も持ち合わせている事は十分知っています。

ですが、

病院や警察が正常に作動していないこの時期、
自分は言い返しただけのつもりが、相手はどんな人かも分かりませんし、普通の心情ではありません。
正義が通る状態ではないですよね。



少なくとも留学生の皆さん、

悔しくてもご自身を守ること。
まずは、そのような機会を極力減らす事、逃げでもなんでもないと思います。



同じように戦っている日本人の学生さんも沢山いますし、あなたを大切に思う家族がいますからね。
無事に親御さんに元気な顔を見せてあげてくださいね。

遠く離れた家族はいつもあなたの健康を心から願っていますから。

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