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海外の大学は入学は簡単、卒業は難しい?イギリスの大学の受験の流れ

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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海外の大学は日本の大学と違って「入学は簡単で卒業は難しい」とよく言われますが、
娘がイギリスの大学を受験し、卒業した経験から、海外大学のリアルを知って頂き
海外大受験を検討する方の
今後の進路の参考にして頂ければと思います。

結論から言うと、全ては大学、学部次第

これを言ったら身も蓋もないのですが
目指す大学が高い成績を求めていれば入学も卒業も難しいし、目指す大学がそうでもなければ、
入学も卒業もそれほど難しくない。基本日本と同じです。
ではなぜ?
日本人の間ではその様に言われるのか、
日本の大学と海外大との違いから考えてみました。

海外大学入学受験の評価基準が違う

日本での大学受験システムは、評価の基準が知識量や知識を応用できるテクニックとなり
そこに多くの知識を捌ける地頭の良さと言うものが密接に関係している様に感じます。
勿論、とても大事な能力ですが、
その能力を持ち合わせた子供のみが評価されていく受験システムだと思うのです。
反面
海外での大学受験は、評価の基準が多岐にわたっているのです。
特にアメリカは総合的な人間力を見られます。
なので、
大学受験の時点でたとえ知識量が足りなかったとしても、地頭の良さがなくても
思考や行動でカバーできる、大学で伸びる素地を持った学生が評価される訳で
学びたい人への門戸は広いのです。
そう言う違いから
受験戦争で苦労してきた日本人から見れば、海外大の受験は簡単な様に一見思えるのです。

海外大学卒業までの学びの過程が違う

日本では大学入学後は受動的な学習が主になりますよね。
ある程度器用にこなせる生徒は、単位さえ取ってしまえば卒業できると思います。
ですが
海外では自主性がなければ全くお話にならない状態です。
アメリカは授業に能動的であるのは勿論の事、課題もとても多いです。
イギリスは専門的で深いところまで自習できる能力がないと評価されない厳しさがあります。
留年というシステムもなく、ついていけないと即退学の厳しい世界ではあります。
なので、
大学は本当に勉強したい人が集まる所なのです。

元々の性格もありますし、能動的な教育を受けていない、ましてやノンネイティブの日本人には
海外大で評価されるのはそう簡単ではないと思いますが、
それに挑戦できる思考、能力 があれば決して難しい事はありません。

学力的には日本の高校でしっかり勉強していれば劣っている事は全くないと感じています。

 

イギリスの大学を受験する流れ

日本の高校の卒業資格では直接イギリスの大学1年生になることはできません。
foundation year のステップを挟んでからの入学になりますので卒業まで最短で4年かかります。
(イギリスの学部は基本3年)
概ね日本人で直接入学に有効になる代表的な資格は(対イギリスの大学)
A-levelもしくは IBDP などの国際資格になってきます。
(勿論、日本以外に滞在されている場合、その滞在国の高校卒業資格も勿論有効なものが多いですが
ここでの説明は割愛させていただきますね。)

1、先ずは UCAS に隈なく目を通す。
願書提出をするのに必要な成績、条件が大学、学部ごとに
UCAS (受験システムを統括している機関)に明確に掲載されています。



2、日本のように希望する大学に願書を提出するのではなく、
UCAS を通して希望の大学、学部に申請する。(5つまで可能)


3、申請大学からのオファーを待つ。
オファーを貰えたら合格ではなく、概ね条件付きのオファーになります。
(既に国際資格のスコアが確定している場合はコンディショナルなオファーを貰えます)




4、時期的に条件付きのオファーの学生は、そこから大学側が提示する条件をクリアできるように
最終試験に臨みます。
IBは7月、 A-levelは8月の試験結果により初めて合格が確定されます。
流れとしては、
願書を提出してから合格となる10ヶ月ぐらいかかる場合が大半になります。

まとめ と 親が子供の海外受験に向けてできること

入学時
大学のレベル、学部によって一概には言えないが
受験評価の違いから海外大の入学は
学びたい主体的な学生には門戸が広く、入学のチャンスは多いにある。


卒業時
大学のレベル、学部によって一概には言えないが
卒業までの学びの過程が違うので、それに慣れていない日本人にはとても難しく感じる。


海外大学を検討する場合は、そういった違いを念頭において
受験にチャレンジする事をお勧めしますし、
今まで日本で培った価値観を良い意味で覆していく事や、海外大学に評価される総合人間力は
一朝一夕では身に付かず

日々の生き方、家庭の価値観に大きく影響されるという事を意識して、
毎日を過ごしたいところですよね。

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 ↓
海外大学を卒業したら就職に有利不利?気になる海外大卒業後、学生の特徴から見る4つの進路

Photo by MD Duran on Unsplash

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