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インターナショナルスクールの親のお悩み(親に留学経験がない場合)

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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普段ご相談を受けたり、 LINE公式でご質問頂く中で
以下のような内容が結構あるんです。

1、子供の進路アドバイスなど自分に経験がないので出来ない。

2、カリキュラムに馴染みがなくて戸惑う。

3、日頃の勉強を見てあげれない。

4、インターっ子で日本の受験勉強をする子を見て何だか焦る。。。
 (親の留学経験は関係ないですが)

今となっては冷静に考えて
Blogなどでお伝えできるようになりましたが、
私も同じ事に悩んで必要のないエネルギーを使ったのでこの様なお気持ちはよく分かります。
で、
結局経験から得た考えは以下になりますので
参考になる方は参考にしてくださいね。
(この記事は海外にあるインターに通学している場合を想定して書いています。
 日本にあるインターはまた少し違う気がします。)

1、インターっ子への進路アドバイスに関して

親が留学経験者であってもなくても結局同じだと思いますよ。
「我が子がどんな世界を見れる子になって欲しいのか?」
が大事だと思います。
要するに
我が子が自分で主体的に生きてる。という事です。
主体的に生きるという事に場所はあまり関係ないと思うのです。
実際には海外を進路先に選んだ方が子供の視野や選択肢が広くなるのは事実です。
ですが、
それ以前に主体的に生きる力が弱いと何処を進路に選んでもあまり変わらないです。
主体的に生きる力を養うのに親の留学経験のあるなしは関係ないです。

2、インターナショナルスクールのカリキュラムに戸惑う

カリキュラムに関しては日本の教育カリキュラムと全く違うので、
学校の採用しているカリキュラムや
学校が理想とする学習者像とその親というのをしっかり把握しておく必要があって、
自分の受けてきた教育は一旦棚上げして頭真っ白にする必要ありだと思います。(ここがなかなか解放できないんですけどね。)
なので子供へのアドバイスは通学させてる学校にお任せする方が私は良いと思っていて、
信頼してお任せできるカリキュラムと実績のある学校に通学させるのが大事な気がします。

3、インターナショナルスクールの勉強を親が見てあげれない

これはお子様の年齢やその子の英語レベルによるので一概には言えないのですが、
10歳以降からは自分に何が足りなくて何をしたら良いのか?
自分を素直に見れて学ぶ意欲のある子でないと
インターの先生は日本の学校の先生のようにご親切丁寧では全くないので
(どんな場合も自己責任です)
先ずは我が子の心と行動をこのレベルに持っていくのが先決です。

その点では私は親が勉強を見てあげれない方が逆に有利な気がしますし、
このレベルに持っていくのは低学年からの仕込みが大切なんだと思うのです。
ただし先にも言いましたが、
年齢、英語のレベルによっては、
親が見てあげられないならチューターをつける必要もありですよ。
結局のところ
どの年齢の子にも学習する事に対して良いイメージを持たせてあげる事が大切
に思います。

4、インターの勉強と日本の受験勉強との両立

インターの勉強と日本の受験勉強との両立は
インターに行く目的が何なのか?何処に着地点を置いてるのか?
によっては両立が必要である子もいます。

ここは家庭によって背景は様々ですので、親の気持ちが流されない様に今一度、我が家のイメージしている着地点や目的を明確にする必要があると思います。
 (移住組と駐在員御家族とで温度差がありますしね。)

ただ、
両立は子供にとっては相当な負担であること
それが出来る資質が我が子にあるかどうか?の見極め
(両立出来る子が多いのでなんだか焦るんですよね)
それ以上に
それをサポートするご自身の心構えを考慮して、
決して有名日系塾に入塾させたら日本の受験勉強も両立できるだろう
という安易なものではないです。

先日インスタコラボライブしたマレーシアのりえさんの様に
ご自身の英語力に全く問題がない場合は
移住に関しても子供のインター生活のサポート面でもハードルは低いし、
心の余裕は確かにあると思います。
ただ、
親に留学経験がなくても、もし英語力に問題があっても
子供の本質的なグローバル力には関係してきません。

悩む箇所はそこではなくて、
グローバルに活躍できる力ってなんだろう?
その為に親にしか、私にしか出来ない事ってなんだろうか?

と今一度考えてみませんか?

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