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放っていても子供が自ら勉強する魔法

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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昨日「放っていても子供が自ら勉強する魔法」という投稿をインスタでしまして
その魔法術をお伝えすると申し上げました。

そんな大した事ではないんですよ。

そして魔法と言っても一瞬でかかる訳でもないし、かからない子供もいるでしょう。

ただ、

この魔法は最初は大変かもしれないけど、上手くかかればママも子供もハッピーになる魔法で
「子育て小手先テクニック」ではありません。

私が多くの失敗から得た『育自』は子供に〜させる事が目的ではなく
大袈裟だけど、
『生き方や在り方を親が見せる事』であると最初にお伝えしておきますね。

『子供に選択させていく』という子育ての魔法

子供が勉強に限らずなんでも自発的に行動するようにするには
「子供に選択させましょう」とインスタでは此処まで
お伝えしました。

肝心なのは
「選択させる方法」なのですね。
間違っても勉強する?しない?の2択で選択させないでね。
予め「しない」の選択肢は省いておくのです。

当然、勉強はする前提で・・・

「いつ」
「何を」
「どれぐらい」
「どんなふうに」


をそれぞれ選択させて欲しいのです。

例えば

「いつ」      おやつや夕食の後、等
「何を」      宿題、ドリル、プリント等
「どれぐらい」   何枚、何ページまで
「どんなふうに」  ママと一緒に、一人で等

そしてここからが大事。
魔女であるママの心得が2つあります。

魔女の心得 その1

選択した内容が親の期待値と違っても絶対に口を挟まない・・・

「そんなちょっとだけ!」

とか反対に

「そんな量を夕食後に出来る訳ない!」

とか

絶対になるんです。

でも
わざと失敗させて欲しいのです。

子供に自分の適時適量を掴ませる為にね。

魔女の心得 その2

子供が自分で選択しても最初のうちは必ず、必ず、必ず約束通りに出来ません。

その時に
「約束したでしょ」「自分で決めたでしょ」
って言わないの。

物凄〜〜〜く言いたくなるんですけどね。。。。

その時は

どうやったら約束した事、自分で決めた事を出来るか考えてごらん」
もしくは
小さいお子様だったら
どうやったら約束した事、自分で決めた事をできるか一緒に考えよう」

と声かけしてあげて欲しいのですね。

そう、試行錯誤の繰り返しなんです。

だけど、ここまでの過程全て子供が主語なんですね。

子供は自分が信用されている、自分で選ぶ満足感、充実感を感じられたら
自然に成長したいと思う生き物です。

子供が自発的に公文をする方法

じゃ、例えば公文。
1教科につき毎日5枚の宿題プリントが出ているのに
子供が3枚しか選ばなければ、それがその子の「丁度」なのです。
本当は「丁度のちょっと上」を狙うのが学力的には伸びます。
その辺りは教室の先生と臨機応変に相談が必要ですが、私が教室で働いていた時は
心の伸びを考えながら、自分でドライブしているペースを掴めて来たら
その子に「あなたは丁度のちょっと上」を狙える子なんだと認められてる感を擽ると
自然と枚数も多くできる様になりました。

じゃ
例えば永遠に子供が1枚しか選ばないとなると話は別です。。。。
それはもう既に公文が嫌になってる証拠。
もしくは
その子にとって難しいレベル、理解していないんですね。
(ここを話すと話がそれるので割愛しますが)

公文は向く子と向かない子がいるんです。
向かない子が伸びない子ではないので、別のアプローチに切り替えた方が子供の為だったりします。

子供は生まれながら脳に「自分は成長したい」と自然の法則でプログラミングされて来ます。
それを信じてそのプログラミングを上手く利用しましょう。
親の余計な調整が入ると折角のプログラムも上手く機能しなくなる可能性がありますし
最悪の場合、親が壊しておいて「うちの子ダメみたい・・・」
という無自覚な無責任にもなりかねません。

私も随分壊してしまいました。。。。

壊した理由が
そんな魔法をかけたら今すごく遅れを取る。。。と不安に思うからなのですよね。

魔法と言っても直ぐに思惑通りには行きませんし、この方法を実施すると
正直言って最初は遅れますから。
ただ、
この遅れは小さい時ほど直ぐに取り返せるんです!

我が娘は中2、中3と不登校で勉強していませんでした。
世間一般では受験前の大事な2年間を不登校って完全にアウトでしょ!?
の域です。
ですが
魔法のお陰で
国際バカロレアの DPの大変な2年間を乗り越えられましたし、
(むしろ不登校になって良かったと思えてる)
世界大学ランキングに名前が上がる大学、大学院にも進学できました。

ただ、それは通過点にすぎないです。

卒業した後、何十年も人生が続く訳で
大学や大学院が娘の人生を保証してくれる訳では勿論ないのです。

自分の人生は自分が主語で、
自分でドライブする生き方をなるべく早いうちから子供に体感させましょう。


それには
あなた自身が、妻ではなく娘ではなく母ではない、あなたをドライブする事
その楽しさを子供に伝えられていくのだと思います。

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