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これから子連れで海外生活をスタートさせる人へ

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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今春シンガポールにお子様を連れて移住予定の子供のマネー教育について発信されている
パパインスタグラマーのシーナさんのインスタライブ企画にゲストとして参加させて頂きました。
が、
回線状態が悪く途中幾度かライブが中断しまして
シーナさんの大事なお話が聞き取れなかったり、アーカイブも残らなかったので
一部を文字に起こしてみました。

これを機に
シーナさんはシンガポールに引っ越しされたら100万円のルーターを
ご購入されると決意されました(笑)

筆者の4カ国海外生活とその国での子育てエピソード

前半は私の家族の海外生活遍歴をお話しました。
このあたりのお話は途切れる事なく無事にお伝えできたと思うので
文面では自己紹介的にさ〜っとだけ。



2003年
SARSと共に4歳の娘、主人、私とで香港生活が始まる
幼稚園は香港ローカル幼稚園インター部門
小学校はカナダ系のインター

2008年
シンガポールに引っ越し
娘はIBスクールに転校

2013年
日本に帰国
IBインターが併設されている帰国子女の多い日本の私立校に編入
するも、不登校が続く。

2014年
バンコクの IB school に編入 DP取得

2017年
イギリスの大学に進学 私たち夫婦は中国深圳に引っ越し

2020年
イギリスの大学院に進学 私たち夫婦はコロナを機に日本に帰国

2022年
娘はイギリスで現地就職

私の海外生活はSARSで始まりコロナで終わるという歴史ですね(笑)

ライブ中には

・どうして各国でその学校を選んだのか?

・日本語と英語の両立、娘が日本人でありながら第一言語を英語にして
世界で生きていくと宣言した時(当時多分11歳)の親の複雑な葛藤

・にもかかわらずその後日本に帰国しなくてはならない出来事が起きて、
家族全員混乱しながらスッキリしない日本生活を送ってた事

・その後日本の学校を退学してバンコクで高校生活を送ると決めた経緯

・現地就職が決まった時の親の気持ち

などをお話させて頂きました。
この辺りは文字に起こすと長くなるので
将来遺品として本でも出版しようか!? と調子に乗った事を考えつきました!(笑)

どんな教育方針だと子供はどんな風に育つ?

現役ママはこの答えが知りたいよね、
特に海外教育やインターにお子さんを通学させている場合、先が不透明で
虎の巻があれば読みたいと思いますよね。

IBを始めとする欧米的な子育ては「子供の自主性」を育てる事をとても大事にします。
親が管理監督の様な事をしても、結局自主性に勝るものはないと私も痛感しました。





ここには落とし穴もあって
「子供が自主的に学ばない」を選ぶ事もある。
こうならない為にもやはりココ!という時に親の声が届く様にしとかなくちゃならないんですよね。
その為にもココ!以外の時は引いてなくちゃならないし。。。
(母的には結構な葛藤)
でもこの「親の声が届く」は一朝一夕では出来上がらず
長年かけて積み重ねて築く信頼関係なんです。

また
「自主的に学ばない」には2通りあって

他に打ち込むものや勉強以外にやりたい事があるというパターンは
それはたまたま勉強は好きではないけど、
逆に「得意や好き」があるのは勉強する事以上に人生の強みになります。

避けたいパターンは
勉強も好きではない、打ち込む事もない、この状態で子供の自主性に任せても
「自分で学びとる心が育ってない」状態なので残念な事になりかねないのです。


結局のところ、子育てに法則はないです。(虎の巻を期待した人、ごめんなさい)
それぞれの個性によって一人一人本当に違うし、
全然思うように子供は動いてくれないし、
これを言っては身も蓋もないですが、DNA的要素(親だけでない)も半分は占めますから。



子育てのネタバレ、あの時の私に言ってあげたい2つのこと

1つ目
海外で子育てすると色々な面で選択肢が多くて、その情報を探すのにかなりの労力を使ってた私ですが(皆さんも身に覚えありませんか?)
どんな選択をしても、
どんなカリキュラムでも、
どんなツールや教材、習い事でも、
それほど差異はなく、それよりも娘が伸びる私の関わり方を
もっと大切に考えれば良かったね。と、あの時の私に伝えたい。

2つ目
長い間、ない道を探しながら子育てして来た私はいつもどこかに「不安」というものを抱えていて
その不安や不満から怒りに変わる事も多かったのです。
楽しい毎日を過ごしてはいるんだけど、私の不安なんて大した事ではないと
当然の様に蓋をして
自分の中にある小さな不安や不満や怒りを無視し続けて来たのです。
だけど、そんなネガティブな感情をもっとケアして、それらの気持ちに置き場所をあげれば良かった。
「いつも心にお荷物持ちながら、毎日本当によくやってるよね、ネガティブな気持ちがあっても大丈夫よ❤︎」って
もっと自分をそのままマルっと認めて優しい言葉をかけてあげれば良かったと・・・
なぜなら
自分を認められないと、優しくできないと、

自分への期待と現実のギャップに悩む
  ↓
理想の子供像と現実とのギャップに悩む
  ↓
子供に優しく出来ない
  ↓
罪悪感と自分責め
  ↓
元へ

という負のループに陥る事が頻繁にあったから。

子育ては結局自分の感情と向き合う事だったんです、私にとっては。

これから子供さんと一緒に海外生活がスタートする人へ

このアドバイスを最後にお願いしますと予めシーナさんに言われて、
これは既に成人した子供の言葉の方が説得力があると思って娘に聞いてみました。

娘の答えは
(いきなり関西弁でむすめ登場)

「色々と自分が大変やった時、支えになったのはそれまでの楽しかった思い出やったから、家族で沢山色々な事を体験したり経験して楽しめばいいんちゃう、知らんけど。(笑)」

むすめ

「こんな事したね、あんな所行ったね。」
とリップサービスかもしれませんが、娘が私に言ってくれた時、私はとてもとても嬉しかった。。。

家族の思い出という共有財産は娘だけでなく親にとっても心の支えになっているし、
たとえこれから娘との物理的な距離が遠くとも、
親子の絆を取り持つかけがえのないものかもしれませんね。

シーナさん、
私にとっても海外子育ての棚卸しになる貴重な機会をありがとうございました!


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