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義務教育違反!? 後悔する前に、日本のインター小を続けた場合に待ち受ける困難

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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日本で
純日本人家庭が
子供を外国人インター小学校(一条校以外)に通学させた場合
高学年になって予測されるだろう困難
を考えてみました。

この記事は

・日本在住者
・外国人インターに子供を通学させたいけど注意点を知りたい
・両親ともに日本人
・現在外国人インターの小学校に通学させている日本人家庭

の方にお勧めの記事です。

インターナショナルスクールは義務教育違反なのか!?

インターナショナルスクールは義務教育違反なのか!?
違反か違反じゃないか?といえば、残念ながら『違反』になります。
お住まいの行政機関によっても違ってきますが
「義務教育違反を承知です」という書面にサインをさせられた親御様のお話も聞きます。

学校教育法第17条第1項、第2項には、学齢児童生徒の保護者にかかる就学義務について規定されています。そこでは保護者は子を「小学校、義務教育学校の前期課程又は特別支援学校の小学部」、「中学校、義務教育学校の後期課程、中等教育学校の前期課程又は特別支援学校の中学部」に就学させると規定されています。よって、保護者が日本国籍を有する子を一条校として認められていないインターナショナルスクールに就学させたとしても、法律で規定された就学義務を履行したことにはなりません。

一条校でないインターナショナルスクールの小学部を終えた者が中学校から一条校への入学を希望してきても認められないこととなります。インターナショナルスクールの中学部の途中で我が国の中学校へ編入学を希望する場合も同様です。

文部科学省 学齢児童生徒をいわいるインターナショナルスクールに通わせた場合の修学義務について

文科省のページにもありますように
インターで学ぶ背景がそのご家庭ない限り、日本人家庭の子女は通学しにくいのですが
実際に通学できないのか?といえば、そんな事はなく
純日本人家庭でも外国人インターに通学させているご家庭は沢山あります。

では、どんなご家庭の子女が通学しているのか? といえば

義務教育違反を承知の上で、それに伴うリスクも背負えるご家庭

海外渡航や移住の予定があるご家庭


になります。

では、では、
どんなリスクが考えられるのか!?
という大事な点を次にお伝えしたいと思います。

日本で日本人家庭がインター小学校を続けた場合のリスク

  • インターは各種学校扱いなので、日本の義務教育小学校への編入が出来ない場合がある
  • 進路変更出来なかった場合、永遠に高額な学費を払い続けて通学させる事になる
  • 日本語力が向上しない
  • 日本人的感覚が身に付かない

    その中でも私は日本語力が向上しないという点が1番のリスクだと思っています。

    もし将来日本に住む予定がないから日本語はそれ程出来なくても良い
    というお考えなら
    英語を第一言語として、
    世界で1人でやっていけるだけの英語力と社会に貢献できる技能をつけさせる
    覚悟で、
    我が家はこの覚悟がなかなか出来なかったし怖かった。。。

    そして

    例えインターに通学していても、
    日本で日本人家庭が『英語が第一言語の子供』を育てるのは
    なかなか難しいものがあると思います。

    我が家は海外在住だったので、できた事だろうと
    自分達の与えられた立場に感謝せずにはいれません。

日本で日本人家庭がインター小に通学させて日本語が怪しくなるとどうなるのか?

日本語が確立し辛い
 ↓
日本語が確立できずに英語も伸び悩む
 ↓
日本語が確立できずに英語以外の教科も伸び悩む
 ↓
よって日本語、他の教科など日本の塾に行かせる為、凄い教育費が嵩む
 ↓
高学年から日本の塾に行かせても、インターの文化に慣れているとなかなか効果が上がらない
 ↓
10歳以降、インターの学習も危うくなってくる
 ↓
色々な面で難しい局面にぶち当たり親の心配、子供のストレスもマックスになってくる

再度申し上げますが、
日本在住で、純日本家庭の場合です。
子供によって個人差もありますが、
日本で幼少期から日本のインターに通学させたなら
最悪の場合、小学校高学年ぐらいでこういった危険な状態があり得る事は
想定しておくべきだと思います。

インター小を続けるかどうか?迷う時の対処方法

じゃぁ、私だったらどうするだろう?と考えてみた。

**********************

もし私の家族が
日本在住で
娘が日本のインター小学校に通学していて
海外で生きていくのが本当に娘に合ってるかどうか?怪しいと感じてる場合
もしくは未だ娘の適性が分からない場合・・・・

***********************

小学校高学年
ぐらい迄にインター小学校から日本の教育機関に転校できる学校を
探すと思います。

アカデミック言語を日本語にして、日本語で深く思考できるサポートに変更します。

ただ、

どっぷり日本の教育に浸からせる事はしません。
インターで培った事は家庭教育で続けて実践すると思うし
少なくても1年に1回は海外に親子留学や短期の子供留学とかを
お楽しみにさせてあげたり、
あとは英語の読書機会はなくならないように気をつけるとか。。。

ですが、

親の介入も小学校までです。


中学校以降

中学以降は子供に色々な情報や選択肢は教えてあげるだろうけど、
本人に任せるしかないですよね。

思春期以降は反抗期が当然あるので
ココという時に親と落ち着いて正直に話が出来る関係性にしておくのが大事で
それができれば
本人の意思で日本の教育を受けながらも
海外に目を向けさせる事はそう難しくないと思います。
(この関係性の構築が難しいんだけど)

その関係性なしにして、
どんな英語の勉強方法が伸びるのか?とか・・・
一生懸命に親が子供の為に情報収集して子供にやらせても、
子供が能動的でないなら全く無意味なのですよね。
(勿論、選択肢の情報収集は必要だと思いますが・・・)


ご自身にたとえてみると分かりやすいと思います。
自分と良好な関係でない人の言ってる事って、
自分から試してみようって決して思わないですよね。
自分が何かやろう! って思う時の原動力はいつも自分の内からですし
そして、
それを実行してる、私できてるなぁ〜って思う時って必ず深く思考してますよね。
それはあなたの第一言語がしっかり確立しているからなのです。

リスクも承知で小学校高学年以降もずっとインターを続る注意点

小学校高学年以降もずっと日本のインターに通学させるのであれば
それはもう、
その子が海外で生きていく決意で、
高等教育も海外で・・・
というお考えのご家庭なのだと思います。

その場合でも
家庭の思うゴールによって二手に分かれるのかな?とも思います。

『続けて行くからには海外で1人で生きていける学力、英語力を大切に思う家庭』
と、
『会話に問題ないなら、学力はまぁいいかな、人間性重視だし。。。』

思う家庭。

勿論、すごく飛び抜けて勉強ができる必要性はありません。が、


英語圏なら幼児でも英語は話す訳で、3カ国語、4カ国語
話す人だってそこら中に普通にいて
『何を持って世の中に貢献できるのか』ですよね。

その『何ができるのか』に到達する過程に必要なアカデミック的な事を
子供自身が自ら学びとる心の力がないなら
「人間性重視だし・・・」
という考えは親の責任放棄な気もします。

勿論、アカデミック言語を日本語に変えたからと言って、学力に直結するかと
言えばわかりません。

世界中どこでも精神的、経済的に自立していくなら「人間性」が重要ですよね。
その人間性は、学業限らず全てにおいて自ら学ぶ事でしか培われないと思うのですよ。
その学ぶ手段の言語がダブルリミテッドでは心の力も育ちにくいように思うのです。

まとめ

日本人家庭が日本で外国人インター(一条校以外)に通学させる場合は
あらゆるリスクや覚悟を想定しておく必要がある。

第一言語を何語で確立してアカデミックな事を学び取り、人間性を成長させるのか?
という視点が大切

日本の学校に通学しながらも、英語学習の選択は本当に広がっています。
日本の学校と両立できそうなスクールも検討する余地があると思います。

また、外国人インターナショナルスクールではなく
日本の義務教育に沿った一条校のインターナショナルスクールという選択肢も
ドンドン広がってきていますので
こちらの記事も参考にしてください。

国際バカロレア校と日本の学校との違い。国内IB認定インターと一条校のリスト

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