グローバル基準の心を育む為の次世代親子共育サイト

中国生活から得た価値観の変貌と「ママが人生を楽しむ事で子供を伸ばす」を実践されてきたストーリー

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
詳しいプロフィールはこちら

転勤、異動シーズン真っ最中!
これから初めて家族での中国生活がスタートする方、中国に限らず初めて家族で海外生活が始まる方の参考になるように書いたものです。
また、
海外生活はスタートしないけど、
自分の人生を楽しむ事で子供を伸ばす事ができたらいいな
と思われる方の参考になるグローバルインタビュー記事です。

中国生活、シンガポール生活、そこでの貴重な体験をシェア下さったMさんのご紹介

ご結婚後転勤族として国内で社宅生活を満喫し、
初の海外転勤が中国瀋陽という極寒の地方都市でありながら
太陽のような明るさでお子さん三人と良いも悪いも様々な体験をされてきたMさん、
2度目の赴任地シンガポールでの生活が楽勝であったのは想像に難くないのですが、
高校生を持つ転勤族の悩みや問題を家族で乗り越えてこられたのは
Mさんのどんな状況も楽しまれる明るいおおらかさがあったから・・・
とインタビューをして感じました。

現在は
大学生の二人の息子さんは日本の私学の雄に通学、それぞれの道を歩まれて
中学生のお嬢さんは海外でインターに通学されてましたが
帰国後は日本の学校を楽しまれておられます。

お話を伺った筆者は中国深圳に2年間生活した経験があり、
中国独特の生活のし辛さをそれなりに経験したつもりでしたが、
瀋陽のお話を伺うとMさんに尊敬の念を抱かずにはおられませんでした。

中国瀋陽に転勤!? と聞いて最初に思った事、家族の反応はどうだったか?

海外生活をしてみたいとずっと思っていた私は、場所よりも素直に嬉しさの方が優っていて
子供達に海外を経験させるチャンスが来た〜!という気持ちになったんです。
なので家族全員で移り住む気満々でいました

Mさん



中国瀋陽と聞いて、直ぐにそう思える人は多くないと思うけど、前向きで素晴らしいですよね。

あみこ

 

ただ、長男が中学受験合格直後だったので、頑張ったのに休学させて行くのは
少し可哀想な気持ちにはなりました。
長男は最初は嫌だとは言っていましたが、辛い思いをしながらも息子達はよく頑張ってくれたと思います。次男はまだ中国語がキープできている様で良かったです。

Mさん

それは凄くがんばられたんですね、瀋陽ではインターナショナルスクールに通学されたのですか?

あみこ

インターではなく現地校の国際部に息子二人は入学しました。
まず現地の日本人補習校に顔を出して情報収集し、その情報を元にその学校への入学を決めたのですが、
長男は英語で授業が進められる英語クラス、次男は中国語で授業が進められる中国語クラス。
娘は日本人の御子息も通うローカル幼稚園への入園を決めました。

Mさん

わぁ〜凄いです。
初めての中国でローカル校って凄いチャレンジング!

あみこ

日本人学校がない都市でしたので、数少ない日本人はほとんどそのローカル校に通学する事になるんですよ。 

Mさん

そのローカル校は英語中国語の他に瀋陽という場所ならではで(ヨーロッパ企業の進出が多い)ドイツ語、フランス語で授業が進められるクラスもあったんです。瀋陽のインターは少し様子が違ったので・・・

Mさん

それだけでも、結構国際色豊かですがやはりローカル校なので価値観、世界観は、中国なんだよね、きっと(笑)

あみこ

そうなんです。ローカル部門は厳しいエリート進学校のようで、ここでの経験で私は今迄の価値観が変わったと思いますし、子供達も瀋陽に行った事で様々な価値観を体感できて行ってよかったと言ってます。

Mさん

中国という場所がどんな風に価値観を変えてくれたのか?

先ずは「文化が違う」という事を甘くみてたと思います。文化は違っても人に対する心の部分は万国共通だと思っていたのですが、そんな甘いものじゃなかったですね。
言葉も通じなければ、心も通じない事は幾らでもあってそれは相手が悪い訳でもなく本当にそもそもが違う。

Mさん

そして言葉が通じたら心も通じるかと言えば、そんな事もないんだよね。日本語ができる中国の方を介しても、その方とそもそもが違えば私の本当の要望は通訳さんにさえ通じない。まぁ日本人同士でもある問題だけどね。(笑)

あみこ

初めての海外ですし、どうしても日本の常識で考え行動してしまい
私には想像できないハプニングの連続でした。

Mさん

日本の常識は海外からしたら、優しいではなくお花畑なんだろうね(笑)特に中国のような厳しい競争社会を懸命に生きている人達には

あみこ

だけど厳しいようで一度親しくなると、凄く親身で優しくなるのがまた不思議なところで(笑)

Mさん

そうそう、個人対個人とのお付き合いと
大きな塊として見る中国とは違うというか・・・
だけど、私的には物理的な不便さもストレスだったわ〜

あみこ

そうなんです。
でも物理的な不便さはまだ笑いでやり過ごせましたが、やはり子供達の特に娘はまだ幼稚園だったので厳しい現実に沢山傷つき泣いて帰って来てました。

Mさん

そんな中でもよく家族で頑張って来られたのは Mさんの親力を感じます〜だってあの極寒の土地での生活を笑いで乗り越えられないですよ、普通は。

あみこ

現地で知り合った日本人の方とも協力し合えた事にも感謝ですし
長男は思春期でしたが、反抗してる暇もなく(笑)
家族で団結しなきゃ生きていけないを学んでくれたと思います。

Mさん

よく海外生活に必要なグッズ何選という内容でお役立ちな物を紹介されていたりしますけど
そんなものは結局どうにでもなって、やはり子供達の成長に関わる事はグッズでは解決しない
という事がよく分かったと思います。

Mさん

本当!そのお考えよく分かります。
グッズだと思考の問題は解決しないけど、思考が整えば全て解決する(笑)
これ海外生活に限らず全てに共通する事ですよね。

あみこ

中国帯同生活が始まる方に何かアドバイスがあるとするなら、何を伝えますか?

あみこ

中国に入る前の段階でSNS等を利用して、在住の方にコンタクトを取って心の支えを確保しておくというか。。。情報収集も中国に入ってからではネット制限が厳しく中国語でしか検索等はできませんしね・・・

Mさん

***** ここまでのお話を聞いて  *****

この状況で一致団結できるのは一人一人がしんどいながらも自分の大変にフォーカスせず、
チームで考える心の余裕があるからだと思うのです。
瀋陽に来る迄に家族の心の力をここまで成長させ、海外での狭い日本人社会を楽しまれる
Mさんの適応力やおおらかさを眩しく感じました。

日本での社宅生活をとても楽しまれていた経緯からもMさんのコミニケーション能力の高さも
海外生活を上手に乗り切る能力だなと改めて思いました。

我が家の場合ですが・・・
瀋陽よりはるかに恵まれた深圳でさえ(深圳は深圳で、そこにしかない独特な問題がありましたが)
余裕がなくなり一致団結どころか喧嘩も多く未熟だったなと思います。
基本、中国に限らず家族の関係性をよくするには
「自分の大変さや可哀想さを家族にわかって欲しい」では不満和音を家庭に奏でる事になり
そこは上手に発散しながら自分で自分を満たせないと、家族のサポートなんて難しい。
という事が
中国でより身に染みた私の学びでした。
******************

Mさんのお子様が中国瀋陽で通学されていた現地校の国際部
公式ページよりこちらのリンクのページの方が雰囲気が分かりやすいと思います。

快適シンガポール生活 と高校生を持つ転勤族の悩み

中国生活をクリア出来たらその後のシンガポール生活は楽勝だったのでは?と思いますが

あみこ

そうですね。一度日本に戻って、間が空いてからシンガポール赴任だったのですが
シンガポールに住めるなんて夢のようで本当に嬉しかったです。
ただ・・・・・

Mさん

今度は次男が高1の時で帯同しない選択を自らし日本での寮生活が始まったのですが、気がついたら留年ギリギリだった時にはもう本当に心配しました。。。
彼なりに相〜当無理をしていたと思います。

Mさん

子供が高校生以上になってからの転勤は選択も厳しいよね、海外だと頻繁に往来できないし。で結局どうしました?

あみこ

直ぐに様子を見に一時帰国して今後の事を考えたのですが、私と娘が次男の為にシンガポールから本帰国するより、次男の環境を変えてリセットさせた方が彼の為になるし、娘も帰国せずにすむと思って
次男に一緒にシンガポールに来て1年インターで学んでみない?と提案してみたのです。

Mさん

彼にとってはチャレンジだったとは思いますが、インターで学ぶという経験、また家族が一緒という事が
その時の彼にとっては心を回復する良い手段となったようで1年でみるみる元気になりました。

Mさん

うわぁ〜それは良かったですよね。Mさんにとっても次男さんにとってもそこの判断は難しかったと思います。

あみこ

1年後このままインターを続けるという選択肢もありましたが、彼が自分で決めて元の日本の学校に復学し
今度は寮ではなく長男と一緒に住み、兄弟で助け合って生活していたようです。

Mさん

挫折や成功のステップを踏みながら少しずつ自立されるサポートが素晴らしいですよね。
凄く心配でありながらも
「留年ギリギリは次男さんの問題」と境界線を敷かれた選択はとても素晴らしいと思いますし
シンガポールで Mさんがイキイキされてる姿を見ながら元気になった様に思います。

あみこ

思春期と本帰国

そしてシンガポールから帰国されて今度は娘さんが思春期に日本の学校に馴染めるか?問題が発生しそうですが、そこはどうでしたか?

あみこ

娘はシンガポールに赴任して最初はインターに通学していましたが、中1の終わりに日本人中学校に転校しました。
色々な事情が絡みましたが、娘も今から思えばこの選択は良かったと思っているようです

Mさん

勿論、インターでの経験は素晴らしいものでしたが、しばらくの間は同学年の普通クラスに追いつく事がメインになって学習としては遅れをとります。
インターでの履修がその後もずっと続くならそれで良いのですが、そんな事は確実ではなく帰国するだろう年齢を想定した選択は娘の場合結果的に功をなしたと思います。

Mさん

駐在の場合は本帰国を自分達の都合で決められないので、中学高校になってくるとこの辺りの選択は本当に悩ましいですよね。子供達の適性や性格によるところも大きいし・・・

あみこ

海外の大学に進学する事、ずっとインターを続ける事、それだけがグローバルへの道ではなく
自分らしい、その家族らしいスタイルを軸にしながら世界と関わっておられるのがとても印象的で
グローバル社会へのアプローチ方法は人それぞれで自分スタイルという軸があるからこそ、
自分の持ってる能力を発揮しながらアプローチできるのだと
Mさんをインタビューさせて頂き改めて思いました。

 お子さんの事もそうですが、
私はMさんが自分の人生を(社宅生活も転勤妻生活も)どんな事も大いに楽しめる術を知っていて
楽しめるから心に余裕があって、それが家族に還元できて、その結果子供達も伸びる。
という姿を Mさんを通して1番皆さんに知ってほしいなぁと思いました。


この記事を書いている人 - WRITER -
17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 親子で世界に出てみたら!? , 2022 All Rights Reserved.