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現役マレーシア教育移住ママに聞く、びっくり仰天話は日常茶飯事のマレーシア生活!?

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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マレーシアに母子教育移住されたRさんと昨年の4月にインスタライブした内容を文字にしてみました。

マレーシアに母子で教育移住されているRさんのご紹介

とっても参考になるお話を快くお話し下さった Rさん。

 Rさんご夫婦は帰国子女カップルで
海外生活には慣れているし、
言葉にも困らないし、
グローバル教育まっしぐら!的な方針なのかと思いきや・・・
私が Rさんのお話を聞いてとても印象的だったのは
気負わず、意気込まず、二人のお嬢さん達の「らしさ」をとても大切にしながら子供達の力で歩む事を大きく見守っている姿でした。
そして周りの風潮に流されず自分軸でその方針を貫く事ができるのは
Rさんが中高と海外で教育を受けた経験によるところが大きい。
と私は感じました。

二人のお嬢さん達は移住時、中1、小5。インタビュー時は来馬されて約1年半経過

そして

そんな海外生活に慣れたRさんでもやはり海外で思わぬハプニングが起こった時には慌てるものです。

そういった事コミコミの教育移住である。その覚悟も事前に必要ですよね。

どういった理由からマレーシアを教育移住先に選びましたか?

私は最初正直教育移住じたい全く思ってもいない選択だったのですが、
 主人の「マレーシアどうかな?」という突然の提案から始まり・・・
 日本からの距離
 公用語の英語が思った以上に通じる
 中国語に触れる機会があるかも
 インターの数が多く選択肢が多い
 という理由から「今マレーシア」に至るのですが、私の中では人生最大の決断とも言えますね(笑)

R

本当、大きな決断と覚悟だったと思います。
マレーシアに決めた同じような理由でシンガポールを選ぶ人も多いと思いますが、なんせシンガポールは物価が凄く上がってしまって段々と住みにくくなって来ていますよね。
マレーシアは自然も広大でシンガポールより心理的開放感があると思います。

あみこ

マレーシアも物価は上がって来てると思います。
日本で慣れ親しんだ物を購入したり、安全を確保するなら
凄く安くで生活できる訳ではないですよね。

R

実際にマレーシアに来てイメージと違った事はありますか?

イメージと違うというのとはちょっと違いますが
 トイレ事情が。。。
 紙がなくホースがある(笑)よっていつも水浸しとか(笑)
 紙があっても部屋ごとには用意されておらず入り口に紙の供給器が1台あって・・・

R

そうそう、あの大きなトイレットペーパーロールね(笑)街中のモールとかだと紙が用意されてるけど、ちょっと郊外になるとね、困るよね。
いつも必ずティッシュは持参よね。
他にも何かある?

あみこ

信仰に関して話す機会がある事。
現地の人達が自分の信じている事を素直にフランクに会話するのは
とても良い事だと思うんです。

R

そうね、宗教イベントなどを肌で感じる機会が凄く多いから親が子供に教えなくても、勝手に子供は信仰や宗教に関する違いを感じ尊重も覚えて来るね。日本から出て得れる事の1つよね。

あみこ

マレーシアでの学校選びは何が決め手になりましたか?

日本にいる時から3校に絞っていて、現地に着いてから見学したんです。
3校のうちの1校がイギリス系でハリーポッターに出てくるような素敵な学校だったのですが
そこに通学出来そうな街は郊外(田舎)で、日本人母子だけで住むには少し厳しい環境だったんです。
かといって今現在の住まいからだと渋滞もあって片道2時間ぐらいかかってしまうんです。
なのでそこにせず、結局オーストラリア系の学校に決めたんですよ。
イギリス系だと長女が IGCSEという統一試験迄準備期間が短くなってしまうのに対し
オーストラリア系だと卒業前の(HSCという大学入学資格になる)統一試験迄の準備期間が少しでも長く取れるからです。

R

そうかぁ〜なるほど。
インターの数は多いけど、やはりケンブリッジを採用しているイギリス系のインターがきっと1番多いよね。そうなると、IGCSE(日本の高校受験のような統一試験)のプログラムを2年間受けて、その後に今度はAlevel(日本のセンター試験のような統一試験)のプログラムを2年間受けて・・・となるから日本から編入する中学1年生には少し厳しいよね。
何歳で来てより、いつまで居るのか?の方が学校選びの基準に影響すると私は思うな。

あみこ

マレーシアのインターの環境を子供さん達は楽しんでいますか?

今はまだ凄く楽しんでいる状態では正直ないと思う。子供達なりに自分の中で葛藤しているのが分かります。
「こんな場合どうしたら良い?」とか「どうしたら良いか分かるけど行動できないのは何故?」とか。。。
そんな中でも彼女達なりにベビーステップを少しずつ積んでいる感じです。
そして、
私から学校の事を聞かなくなってからの方が子供達の方から色々話すようになりましたね。
以前は私が「どうやって英語習得を〜」に目が行ってたんですが、見守るようになったら子供達も自分からするようになったというか・・・

R

子供達の学びの経緯、自分と向き合う時間に意味があるよね。また、どうしても学校が合わないような時は転校も全然ありで転校に対しての心理的ハードルがとても低いからね。その分少し気持ちも楽よね。
そうそう、それでライブ予告をしたら事前質問を頂いたのでその質問を読むね。。。

あみこ

マレーシアに来る迄のお子さん達の英語教育はどうされていましたか?

という質問を事前に頂きましたが、どうでしょう?

小さい時は絵本や歌、ディズニー映画等英語で見たりしていたのですが
段々と嫌がるようになったんです。
子供達もそれをする目的がないのに何の意味があるのか?と感じたのだと思います。

R

子供自身が自ら抱いている目的がない学習って何の意味も持たないって私も身に染みて経験してきたから分かります。日本でおうち英語で子供さん達を高いレベル迄持って行っているお母さん達って本当尊敬しますね。
私は「おうち日本語」でさえも上手く導けなかった人ですから(苦笑)

あみこ

キャリアを一旦置いて、海外移住するのに抵抗はなかったですか?

私は日本に居る時は仕事をしていなかったので、回答の答えにはならないかもですが
オンラインで仕事をするという新たなワークスタイルを身につけるきっかけになるかもしれないですよ。

R

ご質問者様の今日本でされているそのお仕事にこだわるのなら別ですが、
ひょっとしたらもっといい仕事のご縁があるかもしれないという視点のずらし方もありますよね。
可能性はどこに落ちているか分からないものです。そういった思考の柔軟さが結局海外で暮らして行く上で大切な様に私も思いますね。

あみこ

マレーシアに母子教育移住に来て1番困った事って何でしょう?

次女が原因不明の高熱が2週間続いた時に私立の病院で髄膜炎の疑いがあると
言われた時です。
もし髄膜炎ならICUで治療する必要があって、その費用に600万かかると病院で言われた時です。

R

ろ・っ・ぴ・ゃ・く・ま・ん!ですか!?
で、で、どうしたんですか?

あみこ

本当に髄膜炎かどうかも分からないし、私立だし、公立なら費用も違ってくるだろうという事で、セカンドオピニオン的にそのまま救急車で公立の病院に運んでもらったのですが、そこがまた戦時中にタイムスリップしたようなところで。。。(涙)

R

うぅ〜つっ辛い。。。蒼ざめぇ〜

あみこ

結局検査して、髄膜炎だとは断定できず一旦帰宅する事になったんです。
いえ、帰宅できたんです!

R

はぁ~~~想像するだけでもどぉ~~~っと疲れますね。
私はそのシチュエーション無理です。その話を聞いただけでも頭真っ白です。
ただでさえ英語が苦手なのにそんな時に冷静に対処できないと思うし。
結局髄膜炎でなく今だからこうやって話せますが、何処にいても何が起こるかは分からないですもんね。
保険に加入していても、何処までカバーが効くのか?種類によっても違うだろうしね。。。

あみこ

この病院での出来事を聞いて改めて日本の健康保険システムに感謝しましたし、どこの病院でも治療や病院の環境に大差がない日本の常識は当然ではない。
と改めて思いました。
と同時に
日本の健康保険システムに甘やかされすぎた日本人の予防医学の意識の薄さも海外に出て分かった事の1つです。

インタビューした感想

このライブの前にも Rさんと何度かお話しさせて頂く機会があったのですが
中学生を連れた教育移住となると学力面で色々と焦る事や不安に思う事も多いと思うのですが
Rさんのほんわかした雰囲気とは裏腹に自分達のスタイルをしっかり持っていて
周囲の状況には流されず、子供さんをよく見ているのがお話の端々で伝わって来ました。
ライブの最後に仰ったRさんが仰った
「覚悟を決めて教育移住したからって何もかもは手に入らない、何を大切にするのか?子供なりに何を大切にしているのか?」
という言葉が印象的で自問しながら日々を大切に過ごされているRさんのインタビューでした。

読まれた方はどのように思いましたか?

次回は
周りに流されず自分軸で母子教育移住生活を過ごされている Rさん自身の
アメリカ、ドイツ、イギリスで過ごした幼少時代、学生時代のインタビューです。
 ↓
帰国子女のママにインタビュー「教育移住に焦りが禁物な訳」

マレーシアに教育移住をご検討の方に適切なコンサルタントのご紹介もしておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい

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