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続けるのが難しい?小学校就学以降の『おうち英語のあり方』

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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「幼少期におうち英語を頑張っても、日本の小学校に入学したら継続するのが難しい」問題・・・

昨夜、インスタライブでこの件について話したのですが、うまく伝えられず。。。
ここで要点を伝えておきます。
(ライブでは話が長いばっかりで簡潔に言えなかった、冷汗)

まず最初に、
私は娘を国産バイリンガルに育てた経験はございません。
(逆に海外で日本語を維持させるのにとても苦労し努力はしました。)

日本の環境で「国産バイリンガル」を育てるのは相当な親力が必要だと思っています。

勿論、

それを覚悟で挑戦されるのはとても素晴らしい事だと思いますし、
実際に成功されてるママをとても尊敬します。
が、
今日、私が書くことは
「それができるだろうか?」
「ちょっと、疲れる・・・」
「既にもう子供と険悪・・・」
と考えるママさんに向けてのメッセージです。

1番大切なのは、好きにさせるより『嫌いにさせない事』

熱心なママさんが1番やってしまいがちなのは

英語好きにさせたいが為に、逆に嫌いにさせてしまうという事です。

これが1番避けたい事だと思っています。

小学校になったら習い事は全て自分で選択させてあげる。

日本の小学校に上がると、子供なりの日本の社会があるのです。

これは「英語」という切り口から見ると、結構な悪に思えるんですよぉ(笑)

ですが、

たとえ英語と程遠い世界であっても、我が子が身を置く社会を否定しないであげて欲しいのですね。
頑張ってその中で自分の立ち位置を無意識に築いてる事を応援してあげて欲しいのです。


その上で

子供の心が『英語使いたい〜、英語楽しいぃ〜、続けたい〜』って思っているなら
頑張って応援して続けさせてあげてください。


そして残念ながら

もし子供が英語に興味を持たなくなったら
その時点で子供の興味のある事を応援してあげる事。

それがつまり、英語を嫌いにさせないとても大切な事だと思っています。

数年後、
本当に英語を真剣に学習しなくてはならない時が来たら
「楽しかった印象が残っている英語」をまた頑張ろう!自分の意思で。。。
という事になります。
自分の意思で、これがとても効率が良く最強説です。

決して、幼少期にやってた事が無駄になる事はありません。


そこを狙いましょうよという話です。

続けさせるノウハウ的な事より「子供の心」をよく観察して興味が向いてる事を応援するのが
総合的に子供をグングン伸ばすのに役立ちます。

『英語を使う目的』を一緒に探してあげよう。

かといって、
放牧しておいて、また英語モードに戻るだろうか?
といえば、そうではありません。

就学前にできるだけ英語を使う目的、楽しみ、ワクワクする事を仕込んでおくのが大事なのですが

就学後は

『目的』が必要なのです。
目標じゃないの。
勿論、
英検3級とか2級とか、英語を続けるモチベーションとして目標にするのは良いのですが
何をしたい為に英語上達したいの?
その『目的』をお子さんと一緒に探してあげましょう。

例えば、


1、旅行に出かけて体験型のアクティビティーに参加して英語使ってコミニケーションしてみる。
  ↓
ワクワクする?

2、短期親子留学してみる。
  ↓
ワクワクする?

3、インターネットやS SNSを上手に利用して日常生活を世界に近いものにしておく。
  ↓
ワクワクする?

英語を習うのではなく、英語を使ってワクワクする事をするのです
英検はモチベーション上がるけど、ワクワクしませんよね?


最強は
子供が好きな事、したい事、興味ある事、
例えばスポーツや音楽やダンス、ゲーム等を英語でする。
そこで、英語を話すお友達が自然にできる
。というのが理想的ですよね。

親が一生懸命英語を話す人のコミニティーに子供を入れるのも良いのですが、
そのコミニティーの中で子供のしたい事がなければ続きません。



日本ではなかなか難しいけどね。。。

だからこそ、
ネットで世界に近づいて、子供の好きな事でグローバルな世界に飛び込んでみましょうよ。

そして、
まずは親が率先してやりませんか?
あなたの好きな事は何ですか?
その切り口からグローバルな世界に近づいてみませんか?
その姿を子供は必ず見ていますから。

アウトプットしなければグローバル社会で存在なし

自分の意見や発言ができなければ、相手にもしてもらえない

少し強烈な見出しですが、

あなたのお子さんは「どんな事でも親に話して打ち明けて大丈夫」と思えているでしょうか?

その安心、安全な環境を親が意識して作っているでしょうか?


これって「英語」以前の大切な意識なのです。

自分の正直な意見や気持ちを家庭で言えない場合は
人前でアウトプットが出来なくなります。

なので、1週間に1度でも良いので、どんな事でも良いので
何か子供に発言してもらう機会を作ってあげてください。
よりエンタメ具合をあげると楽しいですよ。
日本語でも英語でも良いのでね。
初めは照れたり、ふざけると思います。その場合は親からやって見せてあげて下さい。

下手だったり、的を得てなかったり、全く問題ありません。
回数をこなすと絶対に上手になってきます。

自分の意見や普段から考えていること、何でも良いのですが
世の中に発信できないと
色々な人、環境、文化が入り混じるグローバル社会ではなかなか相手にしてもらえないです。

大人になって
英語ができてもアウトプットできない人、

日本語でも良いからアウトプットできる人、
とでは
後者の方が伸びます。

理由は
英語は大人になってからでも身につく能力ですが、
アウトプットできる力はマインドの部分が大きいので
小さい時に身についていないと、なかなか後付けが困難な力だからです。



グローバル力って
小さい時の子育てが影響を大きく受けて
英語より身につきにくい力なのです。
でも、これからの時代を生きるのに大事な基礎の力ですよ。

私は、その部分の教育が何より大切だと思っています。


そういう意味も含めて
小学校就学以降の「おうち英語」のあり方を
ご自身なりに考えてみてくださいね。

 

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