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国際バカロレアは意味がないのか?日本に浸透しにくい3つの理由からデメリットを知る

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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国際バカロレアは国際基準の素晴らしい教育というイメージがありますが、
果たしてそれが日本社会で意味があるのか?デメリットはないのか?
と気になさる親御様も多いと思います。

個人的には国際バカロレア(通称 IB)は素晴らしい教育システムだと思っているのですが
果たして本当に今後日本に浸透していくだろうか?
もし浸透しないのであれば、その理由はなぜか?を書いてみました。

まず、こちらの現役高校生の興味深い声を読んでください。

・子供の両親は日本の教育を受け日本の教育の常識しか知らない
・成績主義
・インターでは高卒認定が取れない
(大学入試に不利)
・日本の大学で英語学位が少ない
・英語は簡単に伸びないのに学校の求めるレベルが高すぎる
・日本人なのに英語しか話せない事への偏見



さて、どのように思われましたか?

未来の日本を背負う高校生の声を我が子の声と想定して、どのように受け止めるか
一度考えてみませんか?

ご存知の通り国際バカロレアは

PYP  (幼稚園〜小5)
MYP (小6〜高1)
DP  ( 高2〜3)

という様に年齢によって3部門に分かれるのですが、 今回は DPにフォーカスします。

国際バカロレアIBDP が日本に浸透しない3つの理由

国際バカロレア教員の質

DPに関してはただ合格するというより何点で合格するか?が重要になってくるのですが
高得点で合格する事ってかなり難易度が高いです。
そして、
高得点と言っても日本でイメージされる評価方法とは全然違います。


日本の認定校(一条校)に
DP科目を指導でき、生徒を高スコアに導ける教師陣、また要となるIBコーディネーターが

どれぐらいいるのだろうか?

という点です。

DPの先生たちは生徒の実績が直に自分のキャリアに繋がるので、IBのしっかりとした
基盤のある学校に勤務することを望みます。
キャリアのある先生ほどその傾向にあります。

ですので、

いくら日本で認定校が増えても新設の学校に経験のある質の良い先生は集まりにくいと聞きます。

そうなると、

実績のある学校は生徒や資金が集まる。
 ↓
キャリアのある先生を雇える。
 ↓
生徒が実績を出す。
 ↓
学校の評判が上がる。


実績のある学校は正のスパイラルになるのに対して、
日本の新設認定校はなかなか実績をあげられないという負のスパイラルに陥ることが懸念されます。

国際バカロレア IBDP の高額な学費

上の事情からもDPの場合、質の良い学校と学費は正比例します。
となると、自分の子供と学校を信じて高額な学費を投資し続けられるか?
という問題はそれ相当な親の覚悟が必須です。

ですが
高級な大学付属の私立高校、
高額な予備校の掛け持ちに学費をかける傾向は日本人あるあるですよね(笑)

日本の社会システムに国際バカロレアの理念が合致しない

IBの求める学習者像が日本人に、そして日本社会に合わない。

結局、
日本人は日本の教育システムに疑問を持ちながらも、行動レベルでは日本人である。
疑問を持ちながらも根本的な思考癖は日本人である。

と、自分も含め最近痛感しています。

いくら日本政府がIB認定校200校に増やす!と掲げていても、
それに繋がる大学が
そして社会が
いつまでも旧態であれば、意味がないスローガンなのです。

教育システムは別として『日本人らしさ』の良いところも沢山あるので
色々と複雑な気持ちを纏められないのが今の正直な私の気持ちですが。。。

個人で教育を選んでいく力が必要

結局、
日本の教育システム改革に期待はできないので個人の判断に委ねられる

そこで判断される情報の1つとして私のブログなど参考になればと思うのですが、
IBに関して少し違った解釈をされているところも多いと思います。

IBは学問を通した「全人教育」であって

英語を習得する教育システムでもなく
決して世界ランキング上位校へのパスポートではないという事です。

勿論 DPに合格すれば世界中の大学にアプローチが出来ますが、
上位校に合格するのは高得点を獲得しなくてはならないし、
やる事がとにかく膨〜大で超絶面倒なのです。

そして勿論学力も必要なのですがそれより私はその他の能力、
例えば

自分を信じる力、自己管理能力、選択能力、協働力、内省力、問題解決能力

そういった力がより必要だったと、まさに全人教育だなぁと側で見ていた親として非常に思いました。

そして、印象的だったのが
娘が卒業する時に先生がおっしゃった言葉で

『IBDPで自分の目標を達成できた子は、その後の人生でどんな事が起きても
簡単に凹まないから自信をもって生きなさい。』


という言葉でした。
『ちょっと大袈裟』と思う反面『まぁそうだな』と妙に納得もしました。


『大学受験』だけにフォーカスすればアプローチ方法は多種あるのでお子様に合う方法を選べば良いと思います。

もし、全人教育に魅力を感じるのであれば
私は挑戦してみる価値のある教育システムが『国際バカロレア DP』だと思います。


普段から、
自分や家族の価値観、子供にどう育って欲しいのか?
日本社会との関わりを含め
そこを意識して教育を選択していく
と良いでしょうね。
是非、前述した現役高校生の声を参考にしてみてください。

国際バカロレアにご興味のある方はこちらの記事も参考にされてください。
 ↓
国際バカロレア IBDP資格を使って『世界大学ランキング』上位の大学を狙う【イギリス編】

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