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海外の学校にあって日本の学校にないもの

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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以前に記事にした『日本の学校にあって海外の学校にないもの』の続きです。
要するに海外の学校と日本の学校との風習的、システム的な違いですが、
『日本の学校にないもの』で、私のびっくり度からランキングにしてみました。

5位、スクールバス通学、もしくは親の送迎による通学

直ぐに想像つくのがスクールバスではないでしょうか?
日本の子供達は集団登校もしくは子供だけで登下校しますよね。
私も親が共働きだったので年長の時から一人で市バスに乗って幼稚園に通園してる子供でした。
半世紀近く前(笑)の事ですのであまりにも時代が違いますが。

海外では子供が一人で外出する、もしくは留守番する事を法律で罰している国もあるので、
スクールバス通学、親やメイドさんが送り迎えする事がほぼだと思います。

4位、スクールカウンセラーが常駐

日本でもカウンセラーがいる学校も増えてきているようですが、毎年同じ先生が常駐している
割合は少ないと聞きましたがいかがでしょうか? 外部の非常勤カウンセラーがどうやるいるらしい
という程度だと聞きましたが、本当のところどれぐらい知名度があって利用者がいるのだろう?
と感じています。

日本ではカウンセリングというと『病んでる?』的なイメージを持つ方が多いですが、
海外では問題は小さいうちに摘む方が良いと生徒も親も気軽に利用するイメージです。
風習的に、美容院には行くように、クイックマッサージに行くように、人々に浸透するのは
難しいのかもしれませんね。
勿論秘密厳守ですし、変に友達に相談して心配をかけるよりカウンセラーに相談する方が
ずっと良い
のではと私は思います。

3位、テクノロジーが導入されている

現地校と日本の学校との比較になると私は詳しくわかりませんが、
私の知る限りインターナショナルスクールとの比較だとテクノロジー導入の差はありますね。
学年にもよりますが、比較的低学年から生徒一人に対してPCや ipadが提供されて授業に
導入されてます。
小学生の宿題もパワーポイントでプレゼン資料作成とかが普通にあるので、デジタル面に関しての
苦手意識は低いと思います。今の時代だとプログラミングも導入されているのかも知れません。
日本も2020年からプログラミング授業が必修となるので、少しずつでも改革されていけば
良いですよね。

2位、先生への贈り物

毎年、クリスマスの時期と年度末に個人的に先生にプレゼントするのがあまりにも公で普通だった事に私は少しびっくりでした。
プレゼントの品は大げさな物ではありません、価格的には1000〜3000円以内ぐらいの品を個人的に
普通に堂々と学校で手渡しする光景でした。風習の違いだと思いますが、日本ではないですよね。

日本でよくあるグループで少しずつ出し合って一つのプレゼントをするという事でもなく、
個人主義の現れですよね。

1位、小学校から留年や飛び級がある

このシステムには1番びっくりしました!

その子供にあったレベルを勉強するという事からですが、決して珍しい事ではないです。
飛び級はありかな?と思いましたが、留年もしくは自ら1学年下に在籍したいと申し出る場合も少なくないのです。
娘のクラスメイトにも一つ年上の子供もいれば一つ年下の子供もいました。

ここで日本人的に困るのが、
日本から編入したての場合、言葉の問題で学校から1学年下げるように言われる時があるのです。
ですが、
言葉の問題はあっても学力的には1学年下だと物足りなくて(特に算数)
日本に戻った時に学年相当の学力が定着していない事を心配する羽目になるので、
悩ましいですよね。
普段の学校では1学年落として英語面で追いつくように努力して、その他に家庭学習や
日本人補習校にて日本の学年相当の勉強をするという事が多いのですが、子供にはかなりの負担です。

この問題は、何年海外にいるのか?その時の学年によっても違ってくるので本当に難しいのですが
現地校やインターに通学した子供は
『海外の学校に編入する時に苦労し、また日本に戻った時にも苦労する。』訳で決して、
海外に居ただけで語学が身についた訳ではない事を十分理解してあげたいですよね。
また反対に海外の日本人学校に通学してた子供に、『帰国子女だから語学が堪能なはず』という偏見を持つのも絶対にやめてあげたい事です。

海外に居ただけでは、語学は上達しないし、反対を言えば、
日本に居ても本人の強い意思があれば語学は上達可能なのです。

まとめ

海外の学校にあって日本の学校にないもの

私のビックリ度ランキング

5位、スクールバス、もしくは親の送迎による通学
4位、スクールカウンセラーがいる
3位、テクノロジーの導入
2位、先生への贈り物
1位、小学校から留年や飛び級がある

風習やシステムが違うと戸惑う事も多いですが、違いを楽しみながら生活できると良いですよね。
陰ながら応援してます。

Photo by Jose Alonso on Unsplash

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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