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「これからの時代の子育て、今こそ育てたい7つの力」オンライン講演会の感想

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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先日、幼児教育学習塾で有名な
「はなまる学習会の高濱正伸先生の無料オンライン講演会がありますよ〜」
と私のインスタのストーリーでシェアしたところ、
リンクに飛ばれていた方が結構おられたので視聴された方も多いと思います。
試聴された皆様、どのような感想をお持ちになられましたか?

簡単に私の感想を備忘録として残しておきたいと思います。
まずは、高濱正伸先生って誰?という方はこちらのリンクに飛んでくださいね。


「これからの時代の子育て」というタイトルで
後半に「今こそ育てたい7つの力」を紹介されたのですが、
先生の話が脱線の連続(笑)で時間オーバーで最後までお話しされず
後半部分の印象が正直薄い(笑)
なので
「どんな能力を育てるか」ここにポイントを絞りたいと思います。

これからの時代『どんな能力を育てるか?』

『どんな能力を育てるか』

「基礎学習力」があって
その上に
「その子の強み」とお話しされていました。

基礎学力に集中しすぎて「強み」を育む事を疎かにしないでください。
というメッセージだと私は理解しました。

基礎学習力

基礎学習力とはそのまま「読み書き、算数」の事。

算数・数学

以前、この私のブログ記事でもお話しましたが
私は日本でもインターでも世界中どこにいても「算数/数学」は
重要科目だと思ってます。

日本の英語教育の欠点ばかりが話題に上がりますが、
高濱先生もおっしゃっていた様に
算数/数学においてはレベルが高いんですよ日本は、世界でも。
ただ、私の失敗談の様に「考える算数」を取り入れず、公文の計算の先取りに囚われた私は
後に娘のインターの数学力を伸ばすのに苦労したのですよ(苦笑)

高濱先生も堀江さんもこのyoutube動画(ベロンベロンの酔っ払いですが)の中で
○○○は作業とおっしゃっています(笑)
はい、作業と言われても仕方ない部分はあります。が、
考えながら、戦略的に作業をやっているなら、
基礎力を培う上では馬鹿に出来ないと思ってます。
いくら  AIが計算してくれても基礎的な算数が自分で出来ない人にその後の
「思考力の数学」に繋がるとは思えない。
(少なくともあと10年ぐらいはそんな世であって欲しい)
そして、
話してるお二人が元東大生であること。
基本的学力が苦労しなくても直ぐに身に付くレベルの人が話している内容を鵜呑みにして
私の様な凡人が「繰り返しによる定着は基礎力を培う上で意味がない」とは
言えないなと思ってます。

なので、
基本的な計算プラス考える算数を併用して小さいうちから生活の中に
楽しく取り入れて欲しい。
『算数、数学って楽しい!』というイメージを子供に植え付けて欲しいのです。

読み書きの部分である国語。

これは子供さんの第一言語が日本語なら絶対。というのは
普段英語教育に熱心なママさん達は十分理解されているかと思います。
(母語は日本語だけど、第1言語は英語の子供は違います。ただし、日本在住でこれは難しい。)
先生の言葉で印象的だったのは将来、文系の道に進んだとしても
『数学を分かっている文系人。日本人が世界を相手にするなら数学』
とおっしゃっていました。
算数や数学を学習するにも、深く思考する第1言語が育っていなければ
解も導き出せませんからね。
言葉に厳密であれとなかなか厳しいご意見でした。

ちなみに
最近よく言われる「探究力」だって基礎学力なしだと、
ただ物珍しいだけでその次に繋がらない、残念な事に成り下がります。
なので

基本の「読み書き、算数」が育てたい能力なのです。

その子の強み

次に基礎学力の上にのる「その子の強み」
これは、体力、感性、人間力、専門性等々。。。と言っておられました。

ではその強みをどの様に育むか?という事なのですが、
脱線交えて(と言ってもどれも面白い話なのですが)色々と話をされたので
まとめ難いのですが(笑)
沢〜山の先生のお話の中から私が思うポイントをあげますね。

「親と子の関係から生まれる。」

源は此処だ思いました。

スライドの中では「薫陶」という言葉が使われていたので、
この言葉だとママのプレッシャーは益々増えるので私は使いません。
「能力のある素晴らしいママ」になるべき。ではないのです。
別の言い方では
「いいママ演じるだけに夢中、人からの目基準のママ」になるな。
という事をお話しされていたので、私にはこの発言の方がしっくりきました。

親が自分の人生を満喫していて、仕事、夫婦、友人と良い関係を築き幸せな姿を、
そして自然は学びの宝庫、自然から学ぶ子供の時の体験がいかに将来に役に立つか。。。。
「伸ばしたかったら、野に放せ」という言葉を使用されていました。

「今こそ育てたい7つの力」として

1、魅力
2、体力
3、やる気
4、言葉の力
5、見える力
6、詰める力
7、遊ぶ力


とあり、そこから更に色々な話に飛びましたが
要するに

親のあり様次第、親自身がこの7つを意識して生きているか?
生きていればその育み方は自ずと分かるし、子供も育めるよね


と私は理解しました。
それは講演している高濱先生が60歳過ぎても少年であること(笑)
で伝わってきました。
微笑ましく、温かい気持ちになりました。

グローバルに活躍できる子供を育てる


私はグローバルであろうがなかろうが基本、子育ては同じだと思っています。
ただ、
それぞれ家庭の背景や事情、方針によって
「グローバル子育て」というゴールの認識が様々です。
なので、
このブログを読まれている皆さんの欲しい情報を私が掴みにくいのですが
先にも申し上げたように共通するのは
(高濱先生のお話を私の都合の良いようにこじつける訳ではありませんが)

{子供の基礎学力+強み} × 子供に影響するママの在り方 です。
(再度言いますが能力のある素敵ママが全てではありません。)


ただ

語学は臨界期があるので小さいうちに入れておくのは大賛成です。

ですが
日本だと子供に「英語の必要性が感じられない社会」である事がそもそもの問題ですよね。
家庭(ママ)の裁量や財力に委ねられているのが日本の現状なので、
果たして日本で心の底 から英語教育を楽しまれている親子はどれぐらいだろう?
語学教育が「子供に影響するママのあり方」「本来の子供の強み」に悪影響を及ぼしている
と思うことも正直あります。


私は基礎学力や海外子育てによる娘のバイリンガルに意識が集中し、
また自分へのコンプレックスや諸々の影響もあって
「娘の強み」や「子供に影響するママの在り方」を十分意識しておらず。。。
という大失敗を犯しそこから多くを学びました。
が、今では失敗して良かったぐらいに私は思っています。そして、
今でも親子で学びの最中です。

「在り方は大丈夫。」というママさんに私から申し上げる事はありませんが
盲点だと思うのは
「在り方」って時代もドンドン変化しますし、住む国や環境によっても違う、
経験者のお話、良き出会い、等々。。。
一生かけても学びきれないぐらい深いなぁと痛感しています。

グローバルに生きる子育てをと願うならその1つとして
ママが自分の価値観を常にクリティカルシンキングで俯瞰し、更新する事が大切だ。
と、普段から思っているし、今日の講演の後にも改めて思いました。

まとめ

「これからの時代の子育て」

どんな能力を育てるか?
基礎学習力」があってその上に「その子の強み」
(基礎学力に集中しすぎて「強み」を育む事を疎かにしない)

「今こそ育てたい7つの力」
1、魅力
2、体力
3、やる気
4、言葉の力
5、見える力
6、詰める力
7、遊ぶ力


親のあり様次第、親自身がこの7つを意識して生きているか?
生きていればその育み方は自ずと分かるし、子供も育めますよ。

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