海外の学校で英語の苦手な日本人がHEROになる時
日本人が海外の学校に初めて編入する時、やはり英語が苦手な分、なかなかお友達が
出来にくかったりします。
ですが、
英語が苦手でも直ぐに外国人のお友達ができて英語がみるみる上達し、一躍スクールの
HEROになる子供も一定数いるんです。
その反面、その要素を持ち合わさない子供にとっては
残酷だなぁ〜と思う事もしばしばありましたが、実情を知っておくのも海外生活をスムーズに
始めるのに役立つと思うの。
あみ子
日本人男子が海外の学校でHEROになる3つの例
2、ゲームオタク。
3、日本のアニメや人気キャラクターに精通している。
1、スポーツ万能。
スポーツは本当にボーダーレスで直ぐに友達ができて、英語もみるみる上達するのは
紛れもない事実です。
『スポーツ万能』=『正義』と言っても過言ではないぐらい。
これは子供に限らず、どの年代にも通じますが特に年齢が小さいと如実に現れますよね。
特にサッカーはボール一つで何処でもできて人気スポーツですし、
(アメリカでは野球かな?)日本人の男の子はスポーツが得意な子も多いのでそれを機に
↓
英語がみるみる上達する。
↓
自信がみなぎる。
という正のループにはまり楽しい学校生活を送るパターンは多く見てきました。
2、ゲームオタク。
娘が小学校低学年の時は『任天堂のDS』が大流行の時代で、ゲームに精通している子供や関連グッズを持っている子供の周りには
↓
共通の話題がある。
↓
友達になりやすい。
↓
英語力が上がる。
という方程式が成り立っていました。
(娘の通学していた学校はオモチャ持参もOKだった。)
今の時代だとゲーマー?とかVRになるのですかね?
3、日本のアニメや人気キャラクターに精通している。
今もポケモン人気は健在でしょうか???
娘が小学校の時は世界共通でポケモンが大大人気でした。
ちなみに
サトシの名前はAshでキャラクターも全部英語になるので、そこから英語力が上がるパターンです。
アニメに興味のある外国人がポケモンに精通した日本人と遊びたがるのは想像がつくと思います。
あと遊戯王?というカードも大人気でした。
時代は違っても、世界中にいる日本のアニメ好きは日本人に親しみがあるのは確かですので
その辺りから友達が急激に増えて楽しい学校生活を送る例もありました。
圧倒的に日本人留学生が少ない娘の大学では、娘が日本人だと分かるとそこのメンバーから
日本について質問攻めにあうそうです。
日本アニメに詳しくない娘にとっては苦痛だそうですが。。。
日本人女子が海外の学校で人気になる3つの例
では、女の子の場合ですが、結構残酷です。と前置きして。。。
2、海外で人気のアニメ、キャラクター、アイドル情報に精通している。
3、男の子に混じって遊べるぐらいスポーツ好き。
1、見た目が可愛い、イケてる。
やはり女の子は、子供も大人も日本人も外国人も綺麗なものに憧れるという習性が正直強い
と思います。
ただ、「可愛い」という定義ですが、低学年のうちは「日本の可愛い」と「海外の可愛い」は
共通していると思います。が、
小学校高学年にもなると「日本の可愛い」ではなくて「海外のイケてる」感覚が子供の中の人気に
なっていきます。ちょっとわかりにくいですが、次に説明します。
2、海外で人気のアニメ、キャラクター、アイドル情報に精通している。
女の子の間では日本のアニメはそれほど人気ではありません。
それに代わるものは小さいうちは
現地のTVで人気のカートゥーンキャラクター、ディズニープリンセス、小学生になると
ディズニーアイドル、ディズニーセレブ系が人気で、その話題に精通しているミーハー的女の子は
スクールで人気になるというより、無理なく上手く渡り歩けるパターンだと思います。
先ほど人気の定義が「可愛い」ではなく「イケてる」が分かりにくいと書きましたが、
ざっくり言うと、「可愛いAKB」ではなくて「イケてるセレーナゴメス」的女子が人気になる
という感じです。
一見ミーハーでネガティブに思われるかもしれませんが、良くも悪くも外国人の友達と
この感覚をシェアできる日本人の女の子は英語力上がります。
学問的にという意味ではありませんが。
3、男の子に混じって遊べるほどスポーツ好き。
海外の学校では、日本の学校ほど男女別の意識がありません。
男女混合で遊ぶのが普通ですので、スポーツが得意な女の子は男の子と混じって
サッカーや公園で仲良く遊べます。
体を動かして仲良くなるパターンは、いざこざに発展し難い傾向にありますし
スクールのスポーツチームのリーダーになれたりします。
ダンスが上手い子なんかも一躍スターですよね。
日本人感覚は通用しない事実を知っておこう。
英語が苦手な日本人でもスクールでHERO、もしくは上手く友達を作って馴染む例を紹介しましたが、
ここで注意したいのが、海外の学校では贔屓は当然、不公平も当然である。
という事実です。
スクールで人気のある子は、ましてやスポーツで頭角を現した子供などは
子供達からだけでなく
先生からもとても可愛がられたりします。
先生の好みはあからさまで、好きでない生徒に対して冷たい態度をとるなんて事も普通にあります。
又ゲームを持っていない、人気のカードを持ってない子供が仲間に入れなくて可哀想だから
という理由の学校持ち込み禁止ルールもありませんでした。
人種や文化、宗教に対しての不公平はありませんが、能力や気質性格に対しての不公平感は
普通にあります。大人社会に共通する感じです。
そこに、日本人独特の「みんな平等に扱うべき」をスクールに申し立てたり、申し立てなくても、
そこに不平不満を持ち続けていると返って辛い思いをする事になります。
子供の世界も結構厳しい事実を目の当たりにしますね。
親にできる事、注意する事。
もし、我が子がスポーツは苦手、ゲームや流行にも興味なしという性質なら
どうしますか?
親としては気になるところですが。。。
あみ子
答えは
周りを気にせず、我が子の良い所にフォーカスして認めまくるのみなのですね。
『自分は自分』というマイペースの子供はその子にしかない魅力を持っていて、それを知っていたり、親も自分の子供の良い所をよく知っているので自己肯定感も高くとても魅力的です。
そして、スポーツは苦手でもお友達は少なくても、流行に敏感でなくても、
ちゃんと先生のお気に入りだったりします。
要するに
自分の個性を十分に発揮できている子供は、何処にいてもそれなりに楽しく過ごせているし、
自分に合う友達を引き寄せているんです。
疲れるし、不満を引き起こすし、自分に合わない友達と付き合う事で争いになるし、
友達も出来辛く、英語力も上がりにくいという負のパターンです。
まとめ
英語が苦手な日本人でもスクールのHEROになる、友達と上手く馴染む例
1、スポーツ万能。
2、ゲームオタク。
3、日本のアニメや人気キャラクターに精通している。
(女の子)
1、見た目が可愛い、イケてる。
2、海外で人気のアニメ、キャラクター、アイドル情報に精通している。
3、男の子に混じって遊べるぐらいスポーツ好き。
・要するに一緒にいて楽しい子、遊ぶのが上手な子が人気。(大人も一緒ですよね)
・子供が小さいうちは勉強からより友達から英語を体得していく事が多い。
・海外の学校では贔屓は日常茶飯事。
・『不公平は当たり前に存在する』
・周りに影響されず、自分の良さ強みを知る事、親はそれを引き出す事がすごく大事。
・人気者だって弱点がある。人には強み、弱みを持ち合わせている事を知る。
これは私の主観ですが、
先生に嫌がられるパターンは
自分の能力や気質のコンプレックスを他人にどうにかして貰おうという姿勢の子、又それが通らない事を不満に思う子。またはそれをクレームしてくる親。
の様に思いました。
と言っても、
あからさまな冷遇は子供を傷つけるので止めてほしいですし(これは先生に伝えるべき事)個々の個性を引き出すのも先生の仕事のうちだと思いますが、
そこは親の責任だと考えている様に感じます。
大きくは親の仕事かもしれませんね。ですが、
学校と家庭とで上手く連結していけるとより良いですよね。
とにかく
子供が大きく傷つく事なく、我が子の個性を親が沢山認めてあげて、
尚且つ現実を知りつつ、自分らしい学校生活を送れるのが1番ですよね。
そうすれば、不公平なんてどうでも良くなりますよ。
陰ながら応援しています。
あみ子