日本の学校にあって海外の学校にないもの

あみこ
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あみこ
17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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このタイトルにある海外とは私の家族が経験したインタナショナルスクールでの経験ですが、
欧米の公立スクールにも概ね共通するようです。

・職員室
・上靴
・掃除当番
・入学式
・教科書

その他にも給食、ランドセルや絶対に別記事にしたいと思っている『強制PTA』とかも
インターナショナルスクールにはありません。
この中でも最後の『教科書がない』という事実に最初はびっくりしたのですが、その理由が
理解できた時はなるほどなぁ〜と思いました。理解出来るまでに少し時間はかかりましたが。

教科書の代わりにあるもの(低学年の場合)

教科書の代わりにあるものは生徒の参加型授業。

根本的に教育の目指すところが違い

教えてもらう
知識豊富人を目指す。
  ↓
受動的なレクチャースタイル
自分の頭で考える、
アウトプット人を目指す。
   ↓
能動的な参加スタイル

知識豊富人を目指すのか、自分の頭で考えてアウトプットできる人物を目指すのか?
それによって、必然的に授業のスタイルも違ってきます。

授業の進み方

1つのトピック(知識)に関して、
概ね5W1Hに沿った感じで個々が自由に発言し、他の人はどう感じるか?またまた自由に発言する。
特に正解を突き詰める訳でもありません。理科や社会は顕著ですね。
知識も勿論習いますが、自ら読書をする事によって蓄える感じです。
学校からの推薦図書等を読む読まないは自由ですが、読書してる子の発言が興味深かったりすると、
他の子もその本を読みたがるという良い影響があったりします。

なので、

発言のない子はクラスに貢献してないと見なされるので、残念だけど評価が良くないのです。
日本人にとって圧倒的に苦手なスタイルですよね。

ただ元公文式インストラクターだった私には、
低学年の算数だけは日本のトレーニング式の方が有効だと思うんだけどね。

あみ子

『show and tell 』によるプレゼン力

『教科書がない』授業の典型で1番興味深いのは『Show and tell』というプレゼン授業です。
生徒一人一人、トピックは何でも良いのですがクラスの前に出て自分の事を話すのですが、これが個性が出て本当に楽しく、人のShow and tell を聴くのも楽しみだし、基本おとなしい娘でさえ自分の番が
回ってくると、ハッスルして工夫したり練習したり家から色々な物を持って行ったものでした。
(勿論カンペなどありません。)
例えば、

自分の大好きなオモチャを紹介する時
誰にいつ買ってもらって、どうやってどこで遊ぶのか?どんな時に使うのか?どうして好きなのか?それで遊ぶとどうなるのか?
など面白おかしく説明する訳です。

あるいは、

家族で遊びに出かけた時の話をする時
写真を数枚持って行って、その時々の事を説明するのですが、
オーバーアクションで観客を惹きつけたりする訳です。
中には吉本芸人か?と思う子供もいます。

勿論、恥ずかしがる子供もいますが、それはそれでよしです。それも個性です。
(この授業の時は親が自由に参観できた。)

小さい時から楽しく面白くプレゼンの練習をするのですから、欧米人がTEDトークが上手いのも
腑に落ちますよね。

娘は大人しい性格ですので、今でも積極的に表に出るタイプではありません。が、じゃぁアウトプットが苦手かといえば、苦手ではありません。
時と場合によってハッキリと自分の意見を伝えます。
もし、子供の時の経験がなければ、積極的に出ることもなければ言いたい事も言わない
タイプだったでしょう。

Show and tell を日本の幼稚園でやってみた経験

長い海外生活の合間に2年弱ほど日本に戻っていた時期がありました。当時私は日本の幼稚園で
働いていた訳ですが、その時に『Show and tell 』を私のクラスの園児にも導入してみたのです。

どうなったと思いますか?

出来るんです!!! 日本の子供達も元気良く出来るんです!!!

あみ子


受け持っていたクラスは縦割りだったので、
年少さんには聴いてもらい、
年中さんには私が5w1hの形で質問を振って聞き出します。
そして、年長さんには好き勝手にして貰いました。
慣れていないし私物の持ち込みは出来ないので完成度は高くないものの、概ね出来るんです!

アウトプットの力って国民性気質ではなくて、個人の気質によって多少違うのであって、誰だって整った環境と回数を重ねれば出来るものだと確信したのです。

まとめ

日本の学校にあって海外の学校にないものの中から『教科書』にフォーカスし、教科書から得る知識の代わりに参加型授業から得る考える力、自分の意見の発言力について
『Show and tell』を例えにして書いてみました。

こう書くと、日本の学校が悪くて 海外の学校は素晴らしい!と称賛しているようですが、
そういう訳ではないのですよ。
勿論日本の学校にも素晴らしい点がありますし、グローバル時代だからこそ
日本人としてのアイデンティティーを養うのに日本の学校教育が重要である訳です。
ただ、発言力を鍛える教育は絶対に必要ですし、どんな意見でも尊重される環境はこれからの時代に
絶対に不可欠です。

良い点は残しつつ、反面どんどん時代にあった教育に見直していく必要があると伝えたいの。

あみ子


また、学校に頼らずとも家庭でも積極的に子供の意見を尊重する教育を取り入れるべきだと
思っています。(家族でshow and tell 日本語で全然ok! オススメよ)
早期家庭英語教育は既に流行していますが、それも勿論良いのですが私は親が英語だけに
とらわれず、自分の子供の個性や意見を尊重した個々に向き合った教育が1番重要だと思っています。

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17年間に渡る海外子育ての経験から様々な切口にて 同じ類に悩む人へ情報を発信しています。 元幼稚園教論 元公文インストラクター 米国NLP協会™プラクティショナー
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