子供のイヤイヤ期/反抗期いつまで?そんな時のお得な対処方法2

幼稚園で勤務していた時によくお母さん達から相談された経験から
「子供のイヤイヤ期に疲れる時」のお得な対処方法1の続きです。
今回は少し具体的な対応方法をお伝えしますね。
高学年の反抗期にも十分使い回しができますので
覚えておくとお得ですよ。
まずは 前回 のおさらい、反抗時の対応として以下の6点をお伝えしました。
1, 「子供をどうにかしたい」という思いを変える。
2, 「子供に親がどう対応するか」という観点で考える。
3, その場は子供の反抗する気持ちをそのまま受け入れる。(言葉のおうむ返し等)
4, 受け入れた上で自身に出来る事、出来ない事だけしっかり伝える。
5, そして普段から自分の心を自分の力で満足で一杯にする。
6, そして普段から「存在するだけで嬉しい」気持ちを子供さんに伝え続ける。
3の気持ちを受け入れる時の言葉って?
例えば、3の時の言葉かけとして
「そういう気持ちなんだ」
「~が理由で~な行動になるんだね」
「何だかわからないけどイライラするんだね」
といった言葉です。
どんなに腹立たしてくても、人格を否定するような事、以前の事、反抗にまつわる背後の事とか
引っ張ってこない。
そして、
言葉以外の「私はあなたを受け入れています」メッセージもとても大事です。
イヤイヤ期/反抗期の子供は何を言われたよりもどのように言われたかのが大事なのですから。
また、言葉かけなしに放っておくのが1番な時もあります。が、
この放っ ておくが曲者で、
放っていても非言語で「あなたを受け入れてますよぉ〜 」メッセージは必要なのですね。
思春期独特な単に親が鬱陶しい場合がそれです。
4の出来る事、できない事を伝えるって?
例えば、
「おもちゃが欲しい気持ちは分かるけど、ママは買えないわ。」
「イライラするのは良くある事だけど、八つ当たりは良くないわね。」
「そんな事されたら怒るよね、だけど大声あげるのは良くないわね。」
といった言葉です。
子供が何も望んでいない場合は反抗的な態度をされて私は悲しかった、困った、等の気持ちだけを
伝えても大丈夫です。
ポイントは相手が親しい他人だと思うこと。
(普段普通に話せる人物、尚且つ尊重できる人物に置き換えてください。)
それでも腹立たしくて出来ないときは
その時の子供と自分の姿を遠目から他人が見るように客観視するのがコツ です。
5の親が自分の心を自力で満たす意味
反抗はいわば、
満たされない気持ちをどうすれば良いのか分からない、その気持ちが行動に出てるのです。
なので、「自分の心は自分で満たすもの」という事を親が身をもってしっかり実践してあげてください。
すると時間はかかりますが、子供も真似して自力で心を満たすようになっていきます。
そして、親自身が満たされると自然と6の「存在するだけで嬉しい」気持ちが言えますから。
この言葉に見本はありません。自然と心から出てくるからです。
実のところ
私は自分の心を満たすという意味が全然分からなかったのです。
なぜなら、自分の心を満たすのは自分でなくて他人だと思っていたからなのです。
最後に
子供のイヤイヤ期/反抗に対応するということは、
相手に迎合するのではありません、
自分を変えるのでもありません。
自分の引き出しを増やすだけなのですね。
つ、ま、り、お得 なのですよ、奥さん。
直ぐには出来ないかもしれませんが「出来ない」ではなく「慣れてない」だけ 。
出来ない!出来た!を繰り返してそのうち慣れて自然にできるようになりますから、
心配はいりません、私でもできました。
いつもママさん達を応援してますね。
いつも子育てお疲れ様です。
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クイックマッサージのように思いは軽いうちに小出しにする方がベターですよ。
